都立大学駅徒歩3分の田村歯科医院

小児・成人矯正

矯正歯科とはそもそも何か

【矯正歯科】は歯の矯正治療を行う診療科です。様々な材質の矯正装置を歯に装着させ、時間をかけながら正しい位置に歯を移動させていく治療を患者様に提供します。
矯正治療は一般的に歯並びや顎の形の改善など見た目を良くすることでコンプレックスを克服するものと思われがちです。

しかし実際はそれ以外にも多くのメリットを患者様にもたらすことができます。
歯並びを正しくすることで噛み合わせが改善され、食事がしやすくなったり、会話の際の発音がはっきりしたりもします。

またそのことで人とのコミュニケーションに積極的になり、その人の人生が明るくなる、心まで豊かになる、ということもあるのです。

矯正歯科とはそもそも何か

歯並びが悪くなる理由とは

歯並びが悪くなるのにはいくつか理由があります。その中で「日本人は生まれつき顎が小さいから歯の生えるスペースが充分でない」という説を耳にすることがありますが、ほとんどの場合はそういった遺伝的な要因よりも普段の生活習慣が原因となっています。

歯並びが悪くなる理由とは
1.日常的な癖

頬杖をつく、爪を噛むなど普段何気なくしている癖が歯並びを悪くする原因となることがあります。そういった癖は歯や顎にダメージを与え、正しい成長を阻害してしまう可能性があります。

2.むし歯

むし歯は歯が痛むだけではなく、歯並びにも大きな影響をもたらします。まず重度のむし歯になった乳歯は自然に抜けるタイミングよりも早く抜歯する必要に迫られ、それが周囲も含めて永久歯の生え方を悪くします。成人の場合もむし歯の症状が重くなることで周囲の歯が移動し、やはり歯並びを悪くしてしまいます。

3.口呼吸

意外と知られていないことですが口は呼吸するための器官ではなく、それは本来は鼻の役割です。そのため口呼吸を続けていると歯並びの乱れ、顎の変形など口内に悪影響を及ぼします。

4.偏った食べ方

よく噛まない早食いやどちらか片方の歯でばかり噛むなど、咀嚼に関する悪い癖も顎の成長を妨げ、歯並びを悪くしてしまいます。

5.小帯の異常

小帯とは舌の裏側や唇や頬についている筋のことです。このサイズに偏りがあると歯並びに悪い影響をもたらします。

6.遺伝的なもの

歯や顎の形はご両親からの遺伝によってある程度は決まってきます。そのため遺伝的に歯並びが悪くなる危険性がある人は上記の日常生活における癖にはとくに注意しなければなりません。

矯正治療を必要とする状態

以下に紹介する噛み合わせの不正がある人は矯正をおすすめします。

叢生

「叢生」とは互いに重なるようにして歯が生えている状態です。八重歯はその代表例です。この状態では歯ブラシが隅々まで届かないため汚れが溜まりやすく、むし歯や歯周病にもなりやすくなります。
叢生が起こる理由としては、歯が生えるスペースが足りていないことが考えられます。

子どもなら矯正装置を用いて歯が生えてくるスペースをつくりだします。歯がすでに生え揃った年齢なら、抜歯によってバランスを整えるという処置を取ります。

叢生
上顎前突

いわゆる「出っ歯」と呼ばれる、上顎が前に出た状態です。原因として下顎の成長不足、上顎の過剰成長、あるいは上側の前歯の傾き過ぎが考えられます。この状態では口が完全に閉じにくくなり、口内が常に乾燥します。それによって口臭が出たり、唾液の分泌が低下することでむし歯になりやすくなったりします。

まだ顎が成長している年齢なら矯正装置を用いて矯正しますが、成長しきっている大人なら抜歯によってバランスを整えるという処置を取ります。

上顎前突
下顎前突

上顎よりも下顎が前に出ている、いわるゆ「受け口」と呼ばれる状態です。症状としては発音が不明瞭になり、他人との意思の疎通に不自由を来たすことがあります。

そのためなるべく早い治療をおすすめします。
顎がまだ成長している年齢なら矯正装置を用いて矯正します。方法としては前に出ている下顎の成長を抑制する、もしくは上顎の成長を促進するというものです。マウスピースによる治療法も現在では一般的となってきています。

大人で症状が重ければ、顎の骨を切断するという大規模な手術をする場合もあります。

下顎前突
開咬

前歯に隙間がある「すきっ歯」と呼ばれる状態です。症状としてはその隙間から空気が漏れることで発音や滑舌が不明瞭となります。
顎がまだ成長している年齢なら矯正装置を用いて矯正します。

方法としては前に出ている下顎の成長を抑制する、もしくは上顎の成長を促進するというものです。マウスピースによる治療法も現在では一般的となってきています。

大人で症状が重ければ、顎の骨を切断するという大規模な手術をする場合もあります。

開咬

矯正治療に関しての注意点

矯正治療は歯や顎が成長している途中の子供だけではなく、あらゆる年齢の人が受けることができるものです。そのため、自分の歯並びや顎の形が気になる、コンプレックスがあるという人は「この年齢になったら治らない……」と諦めずに、一度歯科医院を訪ねてみてください。

しかし、あらゆる年齢の人が矯正治療を受けられる、と言ってもその治療内容は同じではありません。基本的には歯や顎の成長しきった大人の場合、抜歯をしてスペースを確保する、外科的手術で顎の骨を切断するなど、治療は大掛かりなものとなります。それは患者様の身体はもちろん、費用や治療期間の負担も大きくならざるを得ません。

その反対に、まだ歯や顎の成長しきっていない子供なら矯正治療の内容は比較的軽いもので済むことがあります。矯正装置を装着するだけで良い場合が多く、それなら患者様の身体への負担も軽くすることができます。

そのため矯正治療は少しでも早く受けた方が良い治療、だということができます。
小さなお子様をお持ちの親御さんは歯科医院を一度訪れて、顎の形や成長の仕方をチェックしてもらうことをおすすめします。

また大人の方で歯並びや顎の形にお悩みなら、一日でも早く歯科医院を治療を受けるようにしましょう。歯並びや顎の形が自然に治ることはまずありません。

早い治療を受けることで、治療内容も身体への負担も小さくすることができます。
また当院ではビムラー矯正やその効果を高めるためのネオキャップという装置を導入するなど、患者様の状態ごとに最適な治療法を提供することを志しています。

矯正装置の種類

メタルブラケット+メタルワイヤー
  • 金属の装置に金属のワイヤー
  • 装置費用が安い
メタルブラケット+メタルワイヤー
セラミックブラケット+ホワイトワイヤー
  • 透明の装置に白いワイヤー
  • 費用はメタルより若干高め
セラミックブラケット+ホワイトワイヤー
リンガルブラケット+ゴムメタルワイヤー
  • 裏側の装置にゴムメタルワイヤー
  • 装置費用が高い
リンガルブラケット+ゴムメタルワイヤー
Neo-Cap.System®(ネオキャップシステム)
  • 歯の表面に矯正装置をつけずに、歯並びを整える治療システム
  • 年長から小学校高学年位(成長期)が適応期

IFOCS

NeO-Cap.System®︎

当院でのネオキャップ・ビムラー矯正については、こちらをご覧ください。

Neo-Cap.System®(ネオキャップシステム)
全体矯正 唇側矯正 メタル 50万  片顎 30万
クリア 60万  片顎 40万
舌側矯正 全顎  90万  片顎 50万
ハーフ 全顎  80万
部分矯正 唇側矯正 上下顎 30万  片顎 20万 メタル
上下顎 50万  片顎 30万 クリア
舌側矯正 上下顎 70万  片顎 40万 
矯正検査料 25,000円
矯正相談 無料
Neo-Cap.System®
(ネオキャップシステム)
基本料金
N-Bimler(エヌビムラー)
検査料
600,000円
調整、メンテナンス費 5,000円/月
全体矯正 【唇側矯正】
メタル 50万 片顎 30万
クリア 60万 片顎 40万
【舌側矯正】
全顎 90万 片顎 50万
【ハーフ】
全顎 80万
部分矯正 【唇側矯正】
上下顎 30万 片顎 20万 メタル
上下顎 50万 片顎 30万 クリア
【舌側矯正】
上下顎 70万 片顎 40万
矯正検査料 25,000円
矯正相談 無料
Neo-Cap.System®
(ネオキャップシステム)
基本料金
N-Bimler(エヌビムラー)
検査料
600,000円

調整、メンテナンス費
5,000円/月

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