皆様こんにちは
今回は3Dレントゲンのお話しです。
最近では3Dのレントゲン(以下CBCTコーンビームCTと呼ばれております)を完備している歯科医院を見かけるようになりました。
もちろん当医院でも約10年ほど前から完備しております。しかも現在のCBCTは2台目です 笑
いままでのレントゲンは2Dでしたから見えにくい病変を立体的に捉えることで、比較的正確な診断や病変の特定をすることが可能になりました。
特に効果を発揮する場所は下の親知らずの抜歯前の診査ですね。
下顎菅に沿って通る下顎神経という比較的太い神経が下の親知らずの近くを走行しています。
その神経に親知らずの根っこが巻きついているような状態のことがあります。そのような状態でもし親知らずを抜歯すると、神経を傷つけてしまし、知覚麻痺をおこしてしまします。
このような状態になっているかどうかを抜歯する前に調べる時にとても有効です。
また、最近あったのが専門的な表現で申し訳ないのですが、鼻口蓋菅嚢胞を見つけることができました。
通常のレントゲンでは撮影範囲が小さく、見つけるのは困難でした。
従いましてCBCTを利用できるようになったことはとても有り難いです。
皆様を笑顔にかえる環境づくりを目指して